思うことあるので、書き込みしてみます。

私は、人より少しだけ、不幸だと思ったことがあります。

母様、ごめんなさい。今まで言った事無かったですが、此処で告白させてください。

父親がいない生活。
母親だけが存在する家族。
このご時世、「妾の子」として、存在している自分の意義。
腹違いの姉二人。

小さい頃は、正直、不安と諦めと無気力という駄目駄目な自分を剥き出しにしていました。
近寄る人間には、誰彼構わず、鋭い刃を剥き出しにして構えていました。

だって、ぶっちゃけ、おかしいでしょ?
今時、「妾」って。
その「子」って。
笑っちゃいます。

それが今じゃ、「他人の幸せが自分の幸せ」と思えるようになったのは、
私の母様の存在が一番の理由です。

母様は、私に対して最上級の愛を注いで育ててくれました。
それこそ、今考えると、自分の飲食物すら私に与えて育ててくれた気がします。

ある日、私が家出をしたことがありました。
「父親がいない」という自分の境遇に耐え切れず、家を飛び出ることでそこから逃げ出せると信じて。
結果は、寒い風と冷たい地面が教えてくれました。
…プライドとの戦い。寒さとの対決。
どれもきつかったけど、母様の顔を考えたら、帰れませんでした。

そりゃね、怒られたことはたくさんあるよ。
今で言う、体罰だって結構あったよ。
でも、愛はいつもあった。
それだけは分かった。
そんな母様に、どんな顔して会えばいいのさ。自分から飛び出しておいて。
だから、帰れなかった。

…暗くなってきて、いよいよどうしようもなくなってきた時、現れるよね。最高に会いたい人って。
母様が、私を暗い公園で見つけて、近寄ってきてこう言ったよ。

「寒くなかったかい?」

もうね。
あんた、何処まで子供を信用するんだい、と。
声を大にして言いたかった。
何で飛び出したのか聞きもしない。怒るそぶりだって見せなかった。
ただ私の肩を抱いて、「寒かったね、ごめんね」って、私が悪いことをしたのに謝っていた。

そのときかな。

「あ、母様は、私の不幸が悲しいんだ」って考えたのは。
なら、

「母様にとって、私が幸せなら、幸せなんだ」

って、すんなり考えられた。

それからです。
他人の幸せが私の幸せになったのは。
母様の幸せが私の幸せになったのは。
誰だって、幸せになりたい。不幸になんかなりたくない。

自分の境遇を少しでも「不幸」と考えた娘が、
今じゃネットの世界で少なからず「癒す」行為を覚えてること、
母様が知ったらびっくりするのかな。

あの時を不幸だと思ってた自分が恥かしいです。
母様。
ありがとう。

これからも、もんはずっと幸せでいるからね。
2006.06.19 /